徒然メモ

日々のぼんやりした考えをそのまま書き綴ります。

2024-08-01から1ヶ月間の記事一覧

結論はじまりの文章は古典論理学的に推論を遡って批評できる。

「◯◯は□□である。」「なぜなら〜」という結論からはじまる文章があったとき、結論も理由も正しいと誤解することがあります。ただし、古典論理学の立場では理由の真偽や推論の妥当性から連鎖的に結論が真偽不明となる場合もあります*1。 結論から書かれた文章…

「できる」の品詞考察

日常的な表現「できる」を品詞分解しようとしたら混乱しました。結論、カ行上一段活用動詞です。 「できる」の単語分解は次の2通り考えられます。 でき/る できる 前者の「る」は古文では助動詞ですが、現代文の「る」は活用されず助動詞ではありません。可…

単語の分類(学校文法)

学習指導要領または解説(最新または一つ前)に記載された単語の分類は以下の通りです。 自立語、付属語 活用 品詞 連体詞、副詞、形容動詞、助詞、助動詞、名詞、接続詞、動詞、形容詞、感動詞 品詞を定めれば活用と自立語または付属語が定まりますが、活用…

日本語品詞体系の分類

日本語の品詞体系を調べた結果、いくつかの体系があることが分かりました。国文法、学校で教わる文法(学校文法)、辞書で使われる文法(辞書文法)、日本語教育で使われる文法(日本語教育文法)に大別されるようです。 国文法はさらに四大文法と呼ばれる山…

日本語文法の定義が見つけられなかった。

日本語の表現を考察しようとしたとき、日本語(現代文)の品詞の定義を知らないことに気付きました。高校の英語や古文では教科書や参考書で品詞の分類を習いましたが、現代文では習った記憶がありません。 科学的な議論では定義が必須です。「見られる」と「…