徒然メモ

日々のぼんやりした考えをそのまま書き綴ります。

非結核性抗酸菌、肺非結核性抗酸菌症、非定型肺炎

肺非結核性抗酸菌症(肺NTM症、肺Nontuberculous mycobacteria症)という言葉を調べて、非定型抗酸菌から非結核性抗酸菌と非定型肺炎を知りました。以下、調べた内容のメモです。

非結核性抗酸菌

結核菌M. tuberculosisとらい菌M. lepraeを除くマイコバクテリウム属菌を非結核抗酸菌(Nontuberculousis mycobacteria、NTM、NTM bacteria)と呼びます。以前は非定型抗酸菌と呼ばれていましたが、分子生物学の発展により典型的な抗酸菌が入れ替わり、名称も変更されたそうです(要出典)。

肺非結核性抗酸菌症

上述のNTMを原因とする肺炎です。結核と異なり基本的にヒト―ヒト感染は起きないとされています。

非定型肺炎

藤田氏の記事(2017、日本内科学会雑誌)によると非定型肺炎は定型肺炎と対比される肺炎です。時代により定義が異なるようですが、現在は定型肺炎は肺炎双球菌、非定型肺炎はマイコプラズマ、クラミドフィラ、レジオネラを原因とした肺炎です。