徒然メモ

日々のぼんやりした考えをそのまま書き綴ります。

「子の問題行動は父親の日常的暴力よりも母親の正論が問題だ」とした記事

西山瑞穂氏の記事で17歳男性が犯した強盗未遂事件の原因を母親の正論に落ち着ける記事を読みました。前提として父親の日常的暴力が書かれているのに「少年に道を誤らせたのは母親の「正論コントロール」」との主張です。

一人の人間でしかない母親に過度の責任を負わせているように感じます。父親の日常的暴力が無くてもこうなったのでしょうか。男性本人の発達上の性質は無視できたのでしょうか。

刺激的なタイトルはPV稼ぎには良いかもしれませんが、すれ違った母子やありたかった姿等のタイトルと構成もあったはずです。実際、記事の後半はそれに触れています。にも関わらずこのタイトルを選んだのは、母と子のすれ違いは単なるおまけで「悪いのは母親の正論」だからだと感じます。繰り返しますが「悪いのは正論」ではなく「悪いのは母親の正論」です。

「金ちょうだい」飲み代欲しさに強殺未遂 少年に道を誤らせた母親の「正論コントロール」(2024/ 12/22、産経新聞) https://news.yahoo.co.jp/articles/0f5ab11fd7c67bb730331b0f2d939346ecee2260